バイエルン・ミュンヘンのカール・ハインツ・ルンメニゲCEOは今月末に現在クラブを率いるユップ・ハインケス監督の後任を発表することを明らかにしているようだ。1日、イギリスメディア『スカイスポーツ』ブンデスリーガ公式サイトが報じている。
ルンメニゲCEOは来季以降の監督人事について「私は4月末までに来シーズンの監督を発表できるように動いているところだ。しかし(後任人事で)急ぐ必要はない。過去にはトレーニング開始数日前に決定したこともあるし、我々はリラックスしている。条件としてはドイツ語を話せることだ」と言及しており、すでに後任候補と水面下で交渉を進めているものとみられる。また、同CEOは元ドルトムント監督のトーマス・トゥヘル氏について「現段階で言えることは、トーマス・トゥヘルではないことだ。先週の金曜日、トゥヘルは『他のクラブとサインした』と我々に伝えてきた。受け入れなければならないことだが、我々にとって問題ではない」と語っており、同氏招へいの可能性を完全否定している。
バイエルンは今季、10月にカルロ・アンチェロッティ氏を解任し、2012/2013シーズンにチャンピオンズリーグを含む3冠を成し遂げたハインケス氏を招へいして以降、本来の力強さを取り戻している。リーグ戦ではドルトムントとの“デア・クラシカー”で圧勝し優勝へ王手をかけているほか、チャンピオンズリーグでは順当にベスト8まで勝ち上がっており、2012/2013シーズン再現の可能性が大いに残っている。
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