パリ・サンジェルマン(PSG)のオーナーを務めるシャイフ・タミーム・ビン・ハマド・アール=サーニー氏は今季終了後に元ドルトムント監督のトーマス・トゥヘル氏招へいを熱望しているようだ。1日、米メディア『ESPN』がこれを伝えている。
PSGは今季、バルセロナからブラジル代表FWネイマールの獲得やイタリア代表MFマルコ・ヴェッラッティの慰留成功など戦力を充実させたのにも関わらず、チャンピオンズリーグではレアル・マドリードに合計スコア2-5と敗れ、ベスト16止まりに終わっている。これに伴い、現在チームを率いるウナイ・エメリ監督は今季限りで退任するとの見方が強まっており、クラブ首脳陣は同監督の後任人事に着手している模様。その中で新たに候補として、ドルトムントで2016-17シーズンにDFBポカールの優勝経験を持つトゥヘル氏が浮上しているようだ。
同氏を巡っては、バイエルンもユップ・ハインケス監督の後任として白羽の矢を立てていると噂されるなど、複数クラブが水面下で争奪戦を展開しているものとみられる。またPSGの来季指揮官候補にはトゥヘル氏以外にも、チェルシーで去就が不透明となっているアントニオ・コンテ監督やユベントスを率いているマッシミリアーノ・アッレグリ監督などの名前も挙がっている。
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