代表チーム 日本代表

柴崎岳、連携・連動性不足を感じるも「十分に詰めて行ける部分」

 ディフェンスは高い位置で柴崎選手がボールが取れていました。それ以外の部分で、ワイドな展開からサイドを狙われたと思うのですが?

 そこは僕に聞かれてもしょうがないですけど、ちょっと軽いプレーが何度かあったかなと思います。簡単に入れ替わられることが何度かあったので、そこは個人で修正して行くしかないかなと思います。

 シュートが少なかった?

 そうですね、少なかったと思いますし、もう少し打っても良かったかなと思います。ミドルシュートでも良かったかなと思いますし。

 シュートを打てたシーンでパスを選択していた?

 パスを選択する方向性というか、個人の判断でより空いているところを選択したつもりです。ミドルシュートはもちろんありましたけど、相手が寄せて来たので、寄せて来て空いたスペースを使ったというのはあります。まあ受けた選手が僕よりは余裕を持って選択できるプレー時間があったあなと思いますし、判断自体は間違ってないと思いますけど、違った選択肢があると言われればそれも正解だと思います。

 アタッキングサードに運べても、相手が戻るスピードが早くてスペースを埋められているシーンが目立ちました。そこに対するアイデア、改善点は?

 そうですね。さっき言った連動性とかが欠けていた部分だと思うんですけど、具体的にはここに受けるだろうなという予測のもとに先に動き出す必要があると思います。もうちょっと後ろからの動き出し、2列目やサイドバックからタイミングの良い動き出しがあれば、前で持っている選手もさらに選択肢が増えるのかなと思います。そこはぜんぜん修正というか、もっと言っていける部分だと思います。

 怪我から回復してクラブで出場時間が徐々に増えて代表に合流して戻って、クラブでのパフォーマンスが最終メンバーに関わってくると思うが、どういう過ごし方をしていきたいですか?

 そうですね、プレー時間はしっかり残していきたいなと。スタメンで出る試合も増やしたしですし、そこはコンディションに関わってくるので、監督も言ってる通りコンディションを良くして行かないといけないです。それが大前提で、その上であと2ヶ月ぐらいあるので、さらに十分にレベルアップできると自分では思っているので、そういうところですかね。やっていきたいところは。

取材:河治良幸
文:編集部

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