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Dr.TRIBE【試合診断書】CL決勝トーナメント1回戦2ndレグ マンチェスター・ユナイテッド対セビージャ

日本時間8日に行われたチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦2ndレグ マンチェスター・ユナイテッド対セビージャ。

今回は試合におけるマン・オブ・ザ・マッチ(MOTM)、ザ・ハードワーカー(THW)、モースト・ディサポインティング・プレーヤー(MDP)を選出し、両チームの監督とレフェリーについての分析、評価をする。

ユナイテッドMOTM(マン・オブ・ザ・マッチ):対象者なし

ユナイテッドTHW(ザ・ハード・ワーカー):ロメル・ルカク

ポストプレーで体を張り、1得点も奪った。しかし、時間が遅すぎた。

ユナイテッドMDP(モースト・ディサポインティング・プレーヤー):ポール・ポグバ

まったく存在価値を示せなかったフェライニに代わって投入されたが、ポグバも存在価値を示せなかった。信じられ会いパスミスを繰り返し、期待されたオフェンスの面でも何もしていない。

セビージャMOTM(マン・オブ・ザ・マッチ):ウィサム・ベン・イェデル

後半72分に途中出場すると流れが一変。わずか6分間で2ゴールを叩き出し、この日のヒーローとなった。

セビージャTHW(ザ・ハード・ワーカー):スティーブン・エンゾンジ

中盤に高さを提供するだけでなく、守備の局面ではポジションバランスを保って、2列目からの飛び出しにも冷静に対応。ボール奪取後の逃げ場となり、プレス回避に大きく貢献した。

セビージャMDP(モースト・ディサポインティング・プレーヤー):ガブリエル・メルカド

対峙したラッシュフォードに苦戦した。自サイドから独力で打開される場面も散見した。

ユナイテッド監督:ジョゼ・モウリーニョ

試合の序盤から、守備が緩くセビージャに2ライン間を使われ放題。フェライニを起用したことには、多くの疑問が投げかけられることだろう。選手のモチベーションを挙げられなかったことは、監督としての過失だろう。モンテッラが1枚上手だった。

セビージャ監督:ビンツェンツォ・モンテッラ

前半はスローペースでチームを落ち着かせ、交代選手の采配で後半一気に流れを呼び込んだ。明確な役割を持って投入されたベン・イェデルは活き活きとプレーしている。

主審:ダニー・マッケリー

ファールの基準があいまいで安定しなかったが、概ね問題はなかっただろう。エンゾンジに対するファールは取る必要が無かった。

名前:菊池大将
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