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ジョゼップ・グアルディオラ監督のマンチェスター・シティとの契約は2019年に満了する。その後の動向が注目される同監督だが、どうやら本人はすでにこれからの”展望”を持っているようだ。10日、英紙『デイリー・ミラー』が報じている。
シティはグアルディオラ監督との契約を2021年まで延長することを計画している。そして、年棒も2000万ポンド(約29億5000万円)と世界最高になることが予想されている。
同監督はバルセロナでは4年間、バイエルンでは3年間指揮をとった。この契約更新が成功すればシティでは自身にとって最も長い5年間になる。しかし、グアルディオラ監督はさらに先を見据えている。南米メディアの『ダイレクTVスポーツ』にこう語っている。
「(シティは)タイトルに関しては歴史があるクラブではない。だけど、勝者になりたいという強い欲求をもっている」
「私はここで10年間監督を続ける可能性を否定しないよ。そのときの私の気持ちや、クラブが私を欲しているかにもよるけれどね」
イングランドではひとりの監督の長期政権は決してありえない話ではない。アーセナルのアーセン・ベンゲル監督は今までで22年間同クラブで監督を務めている。マンチェスター・ユナイテッドの元監督のアレックス・ファーガソン氏は27年間同クラブで指揮を執った。
もちろんこれは決して”普通”のことではない。実力、そしてクラブからの信頼があるからこそ可能なのだ。グアルディオラ監督の長期政権の可能性に関しては否定的な意見もある。しかし、もし実現すれば同監督はシティの歴史をつくることは間違いない。
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