リーグ・アン ラ・リーガ

ジダン、PSG戦2ndレグへ向けての意気込み語る。ディ・マリアへの警戒を怠らず

 レアル・マドリードは6日、チャンピオンズリーグのベスト16でパリ・サンジェルマンと対戦する。この2ndレグへ向けてマドリードのジネディーヌ・ジダン監督が意気込みを語っている。5日、スペイン紙『アス』など多数メディアが報じている。

 マドリードで行われた1stレグで同クラブは3-1で快勝している。しかし、ジダン監督はこのリードに甘んじて守りの試合をする気はないようだ。

「例えこのようにリードしてようとも、あまり意味を成さないんだ。こういった試合は私たち有利の不測の事態も起こりうるし、その逆もありえる」

「ただ確かなのは90分、もしくはそれ以上プレイしなくてはいけないということだ。私たちが考えなくていけないのはそれだけだ。私たちは苦しむだろう。それでもサッカーをプレイするだけだ」

 このマドリード有利の得点状況を逆転しようとPSGの選手たちやエメリ監督、そしてファンたちも闘志を燃やしている。しかし、PSGは攻撃の要であるブラジル代表FWネイマールを欠く。代役としての出場はアルゼンチン代表アンヘル・ディ・マリアの出場が確実視されている。

「彼の欠場によってかわることはない。しかし、逆になんでも起こりうる。彼らは違った特徴を持っているのだから」

「私たちは彼のことをよく知っている。彼はすばらしい選手であり、レアル・マドリードの歴史に名を残した。どこのポジションでもプレイでき、素晴らしい動きもする。シュートも上手で、とてもすばやい」

 この様にジダン監督は過去にマドリードに在籍していたディ・マリアへの警戒を怠っていない。同監督はマドリードの選手状態に関しても言及している。

「彼らには100%の準備ができている。私は70%の準備しかできていない選手は出場させないよ」

 注目の1戦は日本時間の7日、午前4時45分にキックオフだ。強豪がぶつかりあうこの戦い、素晴らしい試合になること間違いない