現地時間26日に行われたブンデスリーガ第24節ドルトムント対アウクスブルクの一戦で当初の報道通りボイコットが実施された。
前日25日のドイツ紙『ビルト』のではボイコットの参加者数は15000人と言われ、8万人以上を収容するジグナル・イドゥナ・パルクの入場者数は68000人以下になる見込みと報じた。しかし、今回ジグナル・イドゥナ・パルクに訪れたのは54300人。ドルトムントの名物「黄色い壁」が崩壊した。
ボイコットの原因は月曜日開催。木曜日に行われたUEFAヨーロッパリーグを戦ったことから月曜日に開催される事が決まっていた。しかし、ドイツではサポーターが試合に足を運びにくくなる週末後の試合開催に対する反発が強いようだ。今月19日に行われたフランクフルト対RBライプツィヒとの試合でもファンが抗議する様子が見受けられていた。
また、ドイツメディア『sportbuzzer』によると48.7%のブンデスリーガファンが月曜日の開催に反対していると報じられており、約半数のファンが不満に思っているようだ。
これに対して、ドルトムントのCEOハンス=ヨアヒム・バツケ氏は「抗議活動をリスペクトする。我々の下では、誰もが自由に意見を表明することができる」との理解を示している。
選手の疲労を考えると月曜日開催が必要不可欠になってくる。今後、この問題の終着点はどこで収まるのだろうか。
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