現在3連勝中で8試合負けなしのボルシア・ドルトムントが26日、10位のアウクスブルクと対戦した。日本代表MF香川真司は故障のため、ベンチ入りしていない。
前半からドルトムントが圧倒的にこの試合を支配した。前半15分にドイツ代表MFマルコ・ロイスが先制ゴール。相手DFに一度弾かれたエリア内のクロスに走りこみ、同選手はスイス代表GKマルビン・ヒッツとの一対一から冷静に得点を決めた。
対するアウクスブルクは何とか同点に持ち込もうとするも決定機が訪れない。逆に、前半40分にはドイツ代表FWアンドレ・シュールレにエリア内に走りこまれ、スルーパスを受け取った同選手にあわやというシュートを撃たれてしまう。
前半44分にはアウクスブルクのMFジョナタン・シュミットがフリーキックからゴールの左端下をねらうも、スイス代表GKロマン・ブルキのセーブに阻まれる。コーナーを獲得するも、うまく活用できずに終わる。そのまま前半は終了した。
後半一番最初の決定機はアウクスブルクに訪れた。後半56分にシュミットがクロスにあわせてヘッドを放つもわずかにゴールを外れてしまう。後半57分、同クラブはDFラファエル・フラムベルガーに代えてMFマルセル・へラーを投入。
その後もアウクスブルクは攻め続けるも、なかなか決定的なチャンスは訪れない。後半62分にドルトムントは元ドイツ代表ゴンサロ・カストロに代え、MFマフムード・ダフードをピッチへ投入する。
後半69分にはシュミットがクロスを受け、エリア内でシュートスペースを見つけるも弾道はゴール左にそれてしまう。そして、後半73分に試合は動いた。アウクスブルクがコーナーキックに完璧にあわせたオーストリア代表DFケビン・ダンソのヘッド弾で同点に成功。
ドルトムントは後半76分にダフードがエリアぎりぎりでパスを受けそこからそのまま強烈なシュートを放つ。しかし、これはヒッツの好セーブでコーナーキックに。
後半77分にはドルトムントがロイスに代えて米国代表MFのクリスチャン・プリシッチを投入する。同様にアウクスブルクも故障したチェコ代表ヤン・モラーベクに代えてMFショーン・パーカーを投入。
しかし、試合はこのまま終了する。この試合は月曜日の試合開催に反対するファンたちのボイコットのためジグナル・イドゥナ・パルクのファンはいつもより大幅に少ない54300人だった。色々な意味でドルトムントにとってさみしい試合になってしまった。
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