先日行われたUEFAヨーロッパリーグアスレティック・ビルバオ対スパルタク・モスクワの一戦で、両クラブのサポートが衝突した。ここ最近増加するロシア人のフーリガンによるトラブルで、FIFAワールドカップの安全面が懸念されるロシアだが、基本的には自分の身は自分で守るようにと同国のスポーツ庁は発表した。スペイン『マルカ』が伝えている。
今年の夏に行われるW杯において大会運営側は、入場ゲートにおけるセキュリティを強化して臨むとし、フーリガンに特定されている人物をスタジアム内に入場させないと語った。
また先日ビルバオで起きた衝突についてロシア政府は調査を要請し、ファンに対しては訪れる国に敬意を示すようにと発表している。
近年再興しつつあるフーリガニズムをサッカー界がどのように抑制するのか、W杯はその試金石だと言えよう。
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