セリエA インテル

インテル、最下位に沈むベネベントに序盤苦戦もセットプレーから2発快勝。いざミラノダービーへ

 セリエA第24節インテル対ベネベントの試合が日本時間25日に行われた。

 前節オウンゴールなどが絡み痛い敗戦を喫したインテル。何とか悪い流れを断ち切りたいところだったが最下位に沈むベネベント相手に苦戦する。

 前半序盤はべネベントがボールを支配。フィニッシュの制度はともかくベネベントが攻めていた。前半終盤になるとインテルが徐々にボールを持ち始めるもシュートまではなかなか行けず、1本しか打たせてもらえない。結局前半はこのまま0-0でホイッスルを迎えた。

 後半、試合が動いたのは66分だった。ジョアン・カンセロのCKからニアのマティアス・べシーノが逸らし最後はミラン・シュクリニアルが頭で合わせて先制。続く68分ジョアン・カンセロのFKからアンドレア・ラノッキアが体勢を崩しながら頭で合わせ2点目。僅か2分で2得点を奪う。

 80分にはベネベントのキャプテン、ニコラス・ビオラがこの日2枚目のイエローカードを受け退場処分。1人少なくなったベネベントは反撃できず、試合はこのまま2-0でインテルが勝利した。

 インテルはセットプレーをものにし暫定3位に浮上。3月5日に行われるミラノダービーを前に勝利で終えることが出来た。しかし、序盤から最下位に沈むベネベントに苦しめられた。今回はセットプレーから運よく得点できたが攻撃面での更なる改善が求められるだろう。