華やかなプレーで私たちを楽しませてくれるサッカー選手。しかし、彼らもサッカー選手の前に1人の人間だ。様々な問題を抱えている選手たちがいる。そこで今回は過去にトラブルを起こしたバッドボーイたちをご紹介する。
ペペ
2012年1月のレアル・マドリード対バルセロナ戦でぺぺがリオネル・メッシの手を足で踏みつけた。この行動は世界中で物議を醸し、FWウェイン・ルーニーは「ペペ。何てバカなんだ」と厳しく批判。MFジャック・ウィルシャーも「ペペはひどい」と痛烈にコメントした。しかし、ラフプレーのイメージとは裏腹に2011/2012シーズン以来クラブでは退場処分を受けておらず、クリーンなディフェンスを身につけた印象だ。
カリム・ベンゼマ
カリム・ベンゼマはフランス代表MFマテュー・バルブエナのセックステープを巡って同選手を脅迫した疑いで逮捕された。同事件を受け、フランスサッカー連盟は解決までベンゼマをフランス代表に招集しないことを発表。これにより同選手はEURO2016欠場となった。
ルイス・スアレス
「噛みつき」によって3度の出場停止処分を受けた経験を持つ稀有な選手。他にも南アフリカW杯準々決勝ガーナ戦で故意のハンドで退場処分。2011年にマンチェスター・ユナイテッドDFパトリス・エブラに対する人種差別発言で8試合出場停止を受けるなど様々なトラブルを起こしてきた。
フェリペ・メロ
フェリペ・メロはブラジルで最も危険なスラム街の一つ、リオデジャネイロ州のヴォウタ・レドンダで育ったという経歴を持つ。以前インタビューで「(故郷には)多くのドラッグ、そして武器にまみれていた。ある日トレーニングから帰ったら、友人が一人死んでいた。僕はサッカーで生きるか、犯罪で生きるかを選ばなければならなかったんだ。もし選手になれなかったら、殺人犯になっていただろうね」 と答えている。
マリオ・バロテッリ
2011年10月、当時マンチェスター・シティに在籍していたバロテッリは深夜1時に友人4人とともに自宅で花火で遊んでいたところ、その花火を投げて風呂場のタオルに着火し、自宅が火事になる騒ぎを起こした。この時、マンチェスター・ダービーを控えていただけにあまりにもタイミングが悪すぎた。
ズラタン・イブラヒモビッチ
チームメイトとの喧嘩や監督との確執を数多く伝えられる悪童。グアルディオラ監督について「最悪なコーチではないが、間違いなく最も幼稚なコーチだ」と痛烈に批判。バロテッリの騒動に対しては「オレも花火は好きだけど、オレは庭とかケバブスタンドに向けてぶっ放したぜ。絶対オレの家に向けてなんかしない」とコメントしている。
ジョーイ・バートン
サッカー界きっての問題児として知られているバートン。これまでのキャリアの中で10ヶ月の懲役刑を言い渡されている。実際に収容された期間は77日間だ。1度目は2008年5月のニューカッスル所属時代に起こした暴行。2度目は同年7月に起こしたチームメイトへの暴行事件だ。
アントニオ・カッサーノ
2017年にエラス・ベローナ加入が発表されたカッサーノだが、突如としてホームシックを理由に現役引退が報じられた。しかし、そのわずか3時間半後に行なわれた記者会見で、カッサーノは現役引退を撤回。「一時的に気が弱くなっていた」と驚きの理由から現役続行を表明。その後、再び自身のツイッターで引退を発表した。
コメントランキング