J1開幕を控えた元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキの現状について、ドイツ『ベルト』が21日「神戸で新シーズンを迎えるポドルスキが、ドイツ人のエンゲルスからのサポートを頼りにする」との見出しで報じた。
神戸では今季から元横浜F、浦和監督のゲルト・エンゲルス氏がヘッドコーチに就任した。同じくラントライン地方出身のポドルスキは「前に進んでタイトルを勝ち取りたいなら、新しいことをしないといけない。今季僕たちはそれにトライするし、ゲルトがチームの助けになることを願っている」と言う。
また日本を中心に国外で長い指導歴を誇るエンゲルス氏への敬意も語っている。
「彼はもう長い間ここにいるんだ。外国にドイツのメンタリティーを持ち込むのは良いことだと思う」
「たまにドイツ語のスラングもあるけど、彼は監督や他のコーチと日本語だけで話している」
そのエンゲルス氏は、ポドルスキが日本でプレーする意味について以下のように述べた。
「ここでは彼の言葉には重みがある。初日から、彼がただサッカーをしに来たわけではないことが分かったと思う。彼はピッチ内外でクラブの構造に影響を持ちたいと思っている。クラブが間違いなく発展するよう貢献したいんだ」
「ヨーロッパのトップクラブでプレーし、ワールドカップで優勝した彼のような選手から学べることはたくさんあるよ」
初めて日本でシーズン開幕を迎えるポドルスキにとって、共通の母語を持つエンゲルス氏は大きな目標を達成するために心強い存在となりそうだ。
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