ブンデスリーガ バイエルン・ミュンヘン

ハメスがバイエルンで“復活”した10の秘訣。その謎が今、明らかになる

 今夏、出場機会を求めて活躍の場をレアル・マドリードからバイエルン・ミュンヘンへと移したコロンビア代表MFハメス・ロドリゲス。ブンデスリーガ初挑戦であるのにもかかわらず、ここまで16試合で4ゴール6アシストを記録しており、チームに貢献している。そこで、なぜハメスが再び輝きを取り戻したのか、その10の秘訣をスペイン『マルカ』が17日に紹介している。

1. タッチ
 ハメスはピッチ上のどこでも脅威になれる。たとえ3人の敵に囲まれたとしても、たった1つのタッチでくぐり抜け、攻撃に転ずることができる。

2. イマジネーション
 同選手はピッチの全体を見渡すことができる。もう既に今季何度も見せてきているが、その様子はまるでミカエル・ラウドルップが復活したのかと錯覚するほどである。

3. 正確性
 ハメスの左足は素晴らしい。あの正確性を出せる選手はそういない。マドリード時代にデポルティーボ戦で決めたゴールを思い出して欲しい。

4. 賢さ
 サッカーにおいて重要なことはフィジカルだけではなく、精神的な面もある。同選手は、他の選手よりも判断が一瞬早いので、厳しい場面を難なく乗り越えることができる。

5. 予測不能
 ハメスが他の選手と違う点の1つに、ピッチ上のどこでもプレーできるということが挙げられる。ヘディングでも、両足どちらでも、ストライカーのような決定力でゴールを奪う能力を持っている。

6. ゴール
 サッカー界に素晴らしいパサーやテクニシャンはたくさんいるが、彼らはゴールをあまり決めない。ただ、同選手は違う。2014年のブラジル・ワールドカップの対ウルグアイ戦で決めたゴールは決して忘れられない。

7. セットプレー
 バイエルンはもう既に何度もハメスのセットプレーに恩恵を受けている。直接FKも何度か決めている。

8. 胸コントロール
 同選手の胸コントロールは一級品である。素晴らしいコントロールでボールを操り、ボレーシュートを放つ姿を何度見たことだろうか。

9. 決定的なパス
 ハメスは決定的なパスで好機を演出する。ペナルティーエリア付近では更に威力を発揮する。

10. 司令塔
 同選手はトップ下でプレーすると、チームに恩恵をもたらし、相手に悪夢を見させることができる。今のバイエルンに欠かせない存在である。