チャンピオンズリーグ

意外と知らないCLアンセム。歌詞の意味は?言語は?気になる内容を解説

 UEFAチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16が13日に幕を開けた。今季はどのクラブが欧州の頂を手にするのだろうか。CLと言えば、試合前に流れるアンセム(讃美歌)が有名である。読者の皆さんはアンセムの歌詞や、意味を知っているだろうか?

チャンピオンズリーグ・アンセムとは?
 
 CL・アンセムはイギリス人作曲家トニー・ブリッテン氏が1992年にドイツの作曲家ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(1685-1759)の「ジョージ2世の戴冠式アンセム」の中の「Zadok the Priest」を基にアレンジし、作曲された。

 UEFA(欧州サッカー連盟)は1991年にヨーロピアンカップ(CLの前身)のメディア向けマーケティング用に新しいブランディングを計画。その結果生まれたのが、星柄のボールと青いイメージカラー、そしてCL・アンセムだ。この3つの世界的に有名なシンボルはこの時に誕生した。ブランディングは大成功を収めたといえるだろう。

歌詞の意味

 CL・アンセムの歌詞はドイツ語、フランス語、英語によって構成されている。この3言語はUEFAの公式言語でもある。

Ce sont les meilleures équipes (仏:最高のチームがある)
Sie sind die allerbesten Mannschaften(独:最高のチームがある)
The main event!(英:メインイベント)

Die Meister(独:チャンピオン)
Die Besten(独:最高の)
Les grandes Équipes(仏:偉大なチーム)
The Champions!(英:チャンピオン)

Une grande réunion(仏:素晴らしい集い)
Eine große sportliche Veranstaltung(独:巨大なスポーツの祭典)
The main event!(英:メインイベント)

Ils sont les meilleurs(仏:彼らは最高だ)
Sie sind die Besten(独:彼らは最高だ)
These are the champions!(英:これがチャンピオンたち)

Die Meister(独:チャンピオン)
Die Besten(独:最高の)
Les grandes Équipes(仏:素晴らしいチーム)
The Champions!(英:チャンピオン)

 あまり内容があるわけではなく、単純な歌詞であることがお分かりいただけただろう。しかし、壮大な音楽と演出により、CL・アンセムは厳格な雰囲気でスタジアムに鳴り響く。 

名前:菊池大将
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幼少期に父親の影響でミランが好きになりました。アイドルはシェフチェンコ。パッション、データ、経済、カルチャー、サッカーの持つ様々な表情を見るのが好きです。よろしくお願い致します!

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