プレミアリーグ マンチェスター・シティ

マンC、敵地で4発快勝。バーゼル下しCL1回戦突破へ視界良好

 UEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦1stレグ、バーゼル対マンチェスター・シティの試合が日本時間14日に行われた。

 試合はシティがボールを支配する展開もバーゼルがカウンターで度々ホームのサポーターを沸かす。12分にはPA内でDFニコラス・オタメンディがバーゼルFWディミトリ・オベルリンを倒してしまう。危険なプレーにも見えたが主審は笛を吹かず、バーゼルサポーターからブーイングの嵐。

 ここからシティが怒涛の攻撃。14分MFデ・ブライネのCKからニアサイドに飛び込んだMFイルカイ・ギュンドアンが頭で合わせ先制。さらに17分。左サイドを抜け出したスターリングのクロスをバーゼルDFが少し逸らすもファーサイドでフリーでいたMFベルナルド・シウバが落ち着いて枠を狙いゴールネットを揺らした。攻勢を緩めないシティは23分にもアグエロのミドルシュートが炸裂。立て続けに3点を奪いバーゼルサポーターを黙らせた。

 バーゼルは開始早々の勢いは良く、ゴールも匂わすプレーもあった。しかし、3失点後は1本もシュートを打たせてもらえず。シティもその後得点は生まれなかったが、圧倒的支配率で試合をコントロールしハーフタイムを迎えた。

 後半に入るもシティの勢いは衰えず54分にギュンドアンがPA付近中央で相手DFを簡単に振り切りシュート。きれいな弾道を描いたシュートはこの日2点目のゴールとなった。

 4点差としたシティは56分に1月28日行われた試合で足首のじん帯を損傷し、約6週間の離脱が報じられていたMFレロイ・サネが途中出場。

 バーゼルは2ndレグに望みをつなげるため攻める。シュートで終わる回数は増えたが1点が遠く試合はこのまま0-4でシティが勝利した。

 シティはアウェイで4ゴールを挙げベスト8へ向けて大きなアドバンテージとなった。2ndレグは3月8日4時45分からマンチェスター・シティのホームで行われる。