復調が続くミランは28日の第22節ラツィオ戦に勝利した。しかしこの試合の初得点であるFWパトリック・クトローネのゴールがハンドの疑いが強く問題になっている。これに関して同選手がコメントを発表した。29日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。
ミランはこの強豪相手の勝利で3連勝目を上げたことになる。このことは不振に苦しんだ同クラブの選手たちにとっては精神面においてもプラスになるだろう。事実ミランの選手たちの調子が上がり続けているのは一目瞭然だ。
この疑惑のゴールは前半15分のトルコ代表MFハカン・チャルハノールのフリーキックから生まれた。その際には審判やラツィオの選手たち、そしてVARでさえもこのゴールを疑いはしなかった。同選手自体も試合終了後にハンドであったと主張するインザーギ監督の意見を否定している。
しかし映像でも明らかにハンドであったものとわかるゴールだ。もしこれに故意が認められた場合、同選手には出場停止などの罰則が科せられる恐れもある。サッカーファンや各メディアで大きな問題になっていた。
そのためからかクトローネは自分でもその映像を確認しなおしたようだ。その結果、謝罪そして釈明のメッセージを自身のインスタグラム上で発表している。
「得点シーンの映像をみなおしたよ。ただ試合中の興奮で肩でゴールしたように混同してしまったんだと思う。でも故意をもってのことではなかったんだ。誠実でないと疑われて、心が痛むよ」
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