パリ・サンジェルマンは、94億円相当の選手を6月末までに放出しなければ、来季のチャンピオンズリーグ出場権を剥奪されるようだ。26日にイギリス『ザ・サン』が報じた。
今夏、バルセロナから史上最高額の移籍金となる2億2200万ユーロ(約300億円)でブラジル代表FWネイマールを獲得し、モナコからは1億8000万ユーロ(約244億円)での買取オプション付きレンタルでフランス代表FWキリアン・ムバッペを獲得した。この前代未聞の大型補強が、ファイナンシャル・フェアプレー制度(FFP)を違反しているのではないか、と議論を呼んでいる。
そんなPSGに、非常に大きな課題が科せられたようだ。それは、「今シーズンが終了する6月末までに7000万ユーロ(約94億円)相当の選手を放出しなければならない」というものだ。もし仮に達成できなかった場合は、来季のチャンピオンズリーグ出場権を剥奪されることになるようだ。PSGは、アルゼンチン代表FWアンヘル・ディ・マリアとブラジル代表FWルーカス・モウラを放出することでクリアしようと考えているという。
またUEFAは、加えて同クラブにカタール資本を除く、スポンサーやチケットによる収入がどのくらいあるのかということを証明しなければならないということも通達したようだ。今後もPSGの動きから目が離せない。
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