チェルシーを指揮するアントニオ・コンテ監督は、24日に行われたリーグカップ準決勝アーセナル戦に敗れた後、現状について思いを口にしている。イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が25日、同監督のコメントを紹介した。
アーセナル戦を前に、リーグ優勝を争うマンチェスター・ユナイテッドやマンチェスター・シティが大金を投じ選手補強していることについて語ったコンテ監督。リーグ杯でアーセナルに敗れたことにより、選手起用の難しさについて言及している。
「人員が十分じゃない場合、常に同じ選手達を起用する必要がある。とはいえ、すべてのコンペティションで同じ選手がプレーすることは無茶なことだ。だから今季は多くのターンオーバーを行ってきた。しかし、それは簡単なことではないし、夜も眠れないよ」
チャルシーは現在、ローマのFWエディン・ジェコやDFエメルソン・パルミエリの獲得が噂されている。しかし、ローマ側が放出に難色を示していることもあり、交渉は困難を極めている。
そんな状況にもコンテ監督は「私の役割は、現有戦力でチームをより良くすることだ」と、新たな補強に関しては考慮せず、チームのパフォーマンス向上に目を向けていると語った。
昨季、見事な快進撃を見せ、チェルシーをプレミアリーグ制覇へと導いた指揮官。今季は、納得のいく形でシーズンを締めくくることができるだろうか。冬の移籍市場の動向も含め、シーズン後半戦の展開が気になるところだ。
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