ラ・リーガ レアル・マドリード

Cロナ、“嫌われ者は”流血すら許されない。怪我の程度確認のための行動が嘲笑の的に

 今季不振が続いていたレアル・マドリードはその鬱憤を払うかのように弟2o節のデポルティーボ・ラ・コルーニャ戦で7-1の快勝をしている。その試合のあるエピソードでポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが大きな誤解を受けている。21日、スペイン紙『マルカ』や英紙『サン』など多数メディアが報じている。

 昨シーズンまでのように得点が決まらず苦悩していた絶対的エースのC・ロナウドにとっては大きな意味をもつ試合だったはずだ。1ヶ月半ゴールから遠ざかっていたこともあり、その喜びも大きいだろう。しかしその2得点目をきめた時にDFと接触し流血する怪我をしている。

 この際、C・ロナウドはチームドクターのスマートフォンを借りて怪我の程度を確認している。確かにピッチ上ではあまり見ることがないエピソードではある。しかしこれが“反C・ロナウド派”の非難の対象になっているのだ。

 同選手はその実力はもちろんだが、その甘いマスクで世界中のサッカーファンでない女性たちも魅了していることで知られる。自身の外見にかなり気を使うことでも知られ、しばしば彼を嫌うサッカーファンたちの揶揄の対象になるのも事実だ。

 実際、C・ロナウドはどうしても色眼鏡で見られる対象になりやすい。『サン』は彼が怪我の故障の程度をチェックしている様子を「収入源のチェック」と表現している。そして『サン』はC・ロナウドのこの行動を非難するtwitterを紹介している。

 しかし『マルカ』はこれに対してこの行動が本当にそこまで“特殊”だったのかと疑問を投げかける。そして“勝利”や“得点”、そして“怪我”ということを矮小化してこの行動に注目し彼のキャラクター非難するのは間違っていると評価している。