バルセロナやミランで活躍し、ブラジル代表でも2002年FIFAワールドカップで優勝した経験を持つロナウジーニョの実兄が、同選手の引退を正式に発表した。17日にイギリス『BBC』など複数メディアが報じた。
ロナウジーニョは、ブラジル代表で2002年にワールドカップで優勝、バルセロナで2006年にチャンピオンズリーグで優勝、そして個人では2005年にバロンドールを受賞するなど、数々のタイトルを獲得してきた。しかし、同選手も現在37歳となり、2015年以降無所属の状態が続いていた。
サッカー選手は永遠に続けられる訳ではなく、いつかは終わりが訪れるものである。ロナウジーニョもとうとう、スパイクを脱ぐ決意をしたようだ。同選手の実兄で、代理人も務めるロベルト・アシス氏は「彼は終わった」と話し、ロナウジーニョが引退することを明かした。
同氏は続けて「我々はブラジルやヨーロッパ、アジアなどで様々なイベントを行おうと考えている。ブラジル代表に対しても何かしようと考えている」と、引退後の活動についても言及した。
グレミオでキャリアをスタートさせ、パリ・サンジェルマン、バルセロナ、ミランといったクラブを渡り歩いてきたロナウジーニョは、キャリアで通算513試合に出場し190ゴール126アシストを記録した。残念なことに、また1人、レジェンドがピッチ上から姿を消すこととなった。
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