マンチェスター・ユナイテッドのフランス代表MFポール・ポグバはハムストリングの故障で離脱を余儀なくされたこともあり今季先発出場は13にとどまり、合計出場分も1134にとどまっている。しかしこの短い時間で出した結果が凄まじい。16日、英紙『サン』が報じている。
現在ユナイテッドは首位のシティに勝ち点で12の差をつけられ2位に位置している。このシティのベルギー代表MFケビン・デ・ブライネは今季プレミアリーグの最優秀選手の最有力候補の一人として名が挙がるほどの選手だ。
あくまで統計の上での話しである。事実この2クラブ間には大きな差があるし、直接対決でもシティに軍配が上がっている。しかしポグバはアシスト率においてこの宿敵チームの司令塔のそれを上回っている。それどころか欧州5大リーグの中でも一番というのだから驚きである。
デ・ブライネが23試合で9アシストをあげているのに対しポグバは13試合で9という数字だ。欧州レベルではパリ・サンジェルマンのブラジル代表FWネイマールの14試合で9がポグバにつぎ、そしてアウクスブルグのDFフィリップ・マックスが9アシスト上げるのに要したのは18試合だ。
その後にはセルタ・デ・ビーゴFWのピオネ・シストが19、デ・ブライネの同僚のドイツ代表MFレロイ・サネが21試合となっている。その次にくるのがデ・ブライネだ。
このように統計上では同選手の活躍は一目瞭然である。しかし今季のユナイテッドはシティと比べて得点力不足に悩まされた。シティの総合得点67に対しユナイテッドは48だ。失点差は1点のみであるため、この得点力不足がシティとの差といえるのかもしれない。
故障から回復しあがり調子のポグバにはこのまま怪我なく、シーズン終了まで活躍してもらいたい。そうすることによってこの12もの勝ち点差を縮めることが出来るだろう。
コメントランキング