バルセロナのウルグアイ代表FWルイス・スアレスは数々のタイトルを獲得した世界屈指のストライカーだ。その同選手が自身の体に刻まれたあるタトゥーに関するエピソードを披露している。16日、英紙『ミラー』が同選手の『プレイヤーズ・トリビューン』でのインタビューを紹介している。
スアレスは2014年にバルセロナに加入する前も多数のクラブで活躍した。バルセロナに加入してからのタイトル獲得数には劣るものの、以前のクラブでも優勝の経験をしている。そしてもちろん個人としてもその実力に疑いの余地はない。同クラブで172試合に出場し135得点あげている。
このようにクラブでの活躍は凄まじいのだが、彼がに自身の体に記念として残すため唯一タトゥーにしたものは代表に関するものだ。その獲得タイトルとは2011年のコパ・アメリカ優勝である。
この同選手に対するインタビューは同僚のスペイン代表DFジェラール・ピケによって行われた。よく知る戦友が冗談交じりにこのタトゥーに関する話をもちだすと同選手はこう答えた。
「もう言っただろう?もし全部のタイトルを彫ることにしたら体中にしなくちゃいけなくなる」
コパ・アメリカは南米の選手たちにとって特別な意味をもつ。すべて国が優勝を目指し全力を尽くす。2011年大会はアルゼンチンで開催されたのだがウルグアイは準々決勝で優勝最有力候補のアルゼンチンをやぶったのだ。この大会でウルグアイは完璧といっていいほどの出来だった。
そしてアルゼンチン開催でありながらこの大会には沢山のウルグアイ代表ファンが押し寄せたという。そしてスアレスは得点王こそ逃したものの、最優秀選手に選ばれている。そういったこともありスアレスにとってこの大会が特別なものなのだ。
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