プレミアリーグ アーセナル

マンCがサンチェスの獲得レースから撤退。これで本命はユナイテッドに?

 マンチェスター・シティは、アーセナルに所属するチリ代表FWアレクシス・サンチェスの獲得を諦めたようだ。16日にイギリス『BBC』が報じた。

 今シーズン限りで現行契約が満了するサンチェスは、未だ契約更新をしていないことからアーセナル退団が非常に強く噂されている。ワールドクラスの同選手の獲得を望むクラブは多く、マンチェスター・シティやマンチェスター・ユナイテッド、パリ・サンジェルマンなどが名乗りを挙げている。

 しかし、移籍先として最有力候補だったシティはサンチェスの獲得レースから撤退することを決定したようだ。主な理由は、29歳の同選手の獲得に年齢不相応な高い費用がかかるという事だという。そして、グアルディオラ監督やクラブオーナーを務めるハルドゥーン・アル・アルムバラク氏、そしてクラブの役員もこの決定に同意したようだ。

 これにより、ユナイテッドが大きく獲得に近づくことが予想されている。また、同クラブを率いるジョゼ・モウリーニョ監督は「アーセナルの選手について話すのはよそう。ただ、もしここに来ればチャンスがあると思う」と語り、移籍を匂わせるような発言をしている。もしもサンチェスがアーセナルを離れるとなると、移籍金は3500万ポンド(約54億円)程度になるとみられている。