
トーマス・トゥヘル氏 写真提供:Getty Images
セビージャは22日に成績不振に伴いエドゥアルド・ベリッソ監督を解任。後任監督の交渉を進めているようだ。24日、スペイン紙『アス』が報じている。
ベリッソ前監督は今季からセビージャを指揮。リーグ第17節時点で勝ち点29の5位、UEFAチャンピオンズリーグではベスト16進出に導いた。しかし、直近で公式戦計4試合未勝利と不調に陥り、クラブは解任の決断を下した。
年明け1月3日にはスペイン国王杯カディス戦を控えるため、早く後任監督を決定したいセビージャは次期監督候補と接触しているようだ。
現地メディアによれば、有力候補は3名。前ボルシア・ドルトムント指揮官のトーマス・トゥヘル氏、前パリ・サンジェルマン(PSG)指揮官のローラン・ブラン氏、そして元マラガ指揮官ハビ・グラシア氏の名前が挙がっている。
トゥヘル氏は今年5月にドルトムントとの契約を1年残して解任された。ハンス・ヨアヒム・バツケCEOとの確執によってクラブを去ることになったが、フリーになった今もその手腕を高く評価されている。
ローラン・ブラン氏は2013年からPSGの指揮官に就任。国内で11ものタイトルを獲得するなど、成績を残した。
3人目は前者に比べネームバリューで劣るハビ・グラシア氏。マラガ指揮時にスペイン3強に対して互角の戦いを演じるなど現場の評価は高い。一部メディアからは最有力候補とみられている。
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