ブンデスリーガ アジア

マリオ・ゲッツェの栄光と凋落。そして再び訪れる試練…後半戦完全復活へ

マリオ・ゲッツェ 写真提供:Getty Images

ピーター・ボス監督の就任
 戦列復帰後、トーマス・トゥヘル監督の解任が発表された。これはゲッツェにとってはポジティブなニュースであった。ゲッツェはトゥヘル監督のシステムに全く適応できず、健康な状態でもスタメンから外されていたからだ。

 新たに就任したピーター・ボス監督はアヤックス仕込みの4-3-3を導入。ゲッツェは新監督の信頼を得て、再び輝きを取り戻した。

 2017/18のプレシーズンでフルマッチを戦う体力を回復していき、開幕戦のボルフスブルク戦では後半61分に1ゴール。チームを勝利に導いた。トゥヘル前監督とは異なるボス監督の攻撃的なフィロソフィーは、ゲッツェのプレースタイルに適合していたようだ。

 ゲッツェは高いレベルでパフォーマンスを続け、彼が出場したすべての試合で最高の選手として評価された。

 しかし、ゲッツェとは対照的にチームは下降線を辿る。ピーター・ボスの貧弱な意思決定と頑固な戦術の影響で、ドルトムントはリーグで8週間連続でポイントを落とし続ける不調に陥った。

 ピーター・ボス監督は不振に陥ったドルトムントを救うことは出来ず。そして、ボス監督をゲッツェは救うことが出来なかった。フロントはベルダー・ブレーメン戦後、監督解任の決断を下した。

 ボス監督の後任はピーター・シュテーガー氏。ケルンをヨーロッパリーグ出場権獲得に導いたすばらしい監督であり、この先ボルシア・ドルトムントを救う人物になれるかもしれない。

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