マリオ・ゲッツェ 写真提供:Getty Images
長期にわたるリハビリ生活
代謝障害克服のプロセスは大きな不確実性を伴う厳しい戦いとなった。しかし、マリオ・ゲッツェの信念は決して揺るぎない。試練を辛抱強く克服した。
ゲッツェにとって長く苦しいリハビリがスタート。病名はミオパチー(筋肉の疾患)と診断された。これは筋肉の衰弱と疲労の原因となる稀な疾患だ。
彼は特別にカスタマイズされたリハビリプログラムを実行。コンディションが毎週のように激変する中、激しいリハビリトレーニングを約5ヶ月続けた。
そして、2017年7月夏季アジアツアーで全体練習に復帰。浦和レッズとのプレシーズンマッチで久しぶり試合へ復帰をした。長いリハビリ生活を終えたゲッツェはファーストチームに復帰したときの感情をこう語った。
「それはすばらしい瞬間だった。リハビリの5ヶ月間はチームと一緒にトレーニングすることができず、チームにいなかった。だから、僕がチームメイトと一緒にプレーして、彼らと一緒に練習することが、なにより美しく素晴らしいことに感じる」
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