プレミアリーグ マンチェスター・シティ

マンC、ペップ政権構築へ。絶対的ビッグクラブ目指し10年計画始動

 今シーズン、プレミアリーグで16連勝を記録し圧倒的強さで首位を独走しているマンチェスター・シティは、早くもジョゼップ・グアルディオラとの契約を更新を決めたようだ。英紙『ガーディアン』によると、シティは来夏にもこの話を進めると伝えた。

 グアルディオラ監督は、3年の任期を完璧に満了し定期的なサイクルを守っている。同監督との契約は2019年夏までの契約だが、シティはマンチェスター・ユナイテッドで26年間監督を務めたアレックス・ファーガソンのように長期に渡りチームを指揮するよう説得する構えだという。シティのビジョンとしては少なくとも10年を考えておりペップ政権を構築する考えだ。

 また、英紙『デイリー・メール』によれば、グアルディオラ監督はシティと1200万ポンド(約18億円)の年俸で契約しているとみられているが、今回の契約延長のオファーでは更なる年俸の増額がなされるようだ。

 シティは、2008年にUAEのタクシン・チナワット会長が就任後、巨額の資金を投資し大規模な選手補強を行ってきた。11-12シーズンと13-14シーズンで2回優勝を勝ち取ったがここ3年でタイトルは15-16シーズンのフットボールリーグカップ優勝のみ。絶対的なビッグクラブを目指してグアルディオラを離さない考えを示した。果たしてシティの夢は、グアルディオラに届くのだろうか。