CLで意外な健闘を見せた5クラブ
チャンピオンズリーグ(CL)グループステージ(GS)全日程が終わり最終順位が確定した。強豪クラブがひしめくグループの中で、期待外れの結果に終わり、決勝トーナメント進出を逃したクラブがいる中、周囲を驚かせるサプライズを見せ、ベスト16入りを果たしたクラブも現れた。今回はそんな健闘を見せた5クラブをご紹介する。
ローマ
GS順位:1位
ローマは、今季から監督がエウゼビオ・ディ・フランチェスコ氏が就任するも崩れることはなかった。また、フランチェスコ・トッティやアントニオ・リュディガーなどの選手の流失があったにもかかわらずグループステージ突破を決めた。特にローマは、アントニオ・コンテ率いるチェルシー相手に行われた2試合で6ゴールを挙げ力強さを見せた。
バーゼル(スイス)
GS順位:2位
今季夏にラファエル・ビッキー監督を招聘したバーゼル。CSKAモスクアやベンフィカの方が評価の高い選手が多い中2位をキープしグループステージ突破を決めた。その中でもマンチェスターユナイテッドに勝利した試合は、選手たちの自信にもなっただろう。そんな、バーゼルを支えたのは、ディミトリ・オーバリン(20)やモハメド・エルユヌシ(23)、ラウル・ぺトレッタ(20)、マヌエル・アカマンジ(22)などの若手選手だ。
ベジクタシュ(トルコ)
GS順位:1位
グループGの1位通過となったベジクタシュ。勝ち点14は、トルコのチームとして一番獲得した数となった。また、無敗でのグループステージ突破もトルコのチームとして初の快挙となった。今シーズンの一番のダークホースは彼らだ。
シャフタール・ドネツク(ウクライナ)
GS順位:2位
シャフタール・ドネツクは、グループFを2位通過となった。初戦でホームにナポリを迎えた試合で勝利し、その後も継続的に勝ち点を重ねた。それは、首位を独走するマンチェスターシティの影響もあったが、シャフタールは、この大会での経験が重要であることを示した。
トッテナム・ホットスパー
GS順位:1位
最も困難と言われていたグループHを勝ち抜いたトッテナム。プレミアリーグでも活躍を見せているハリー・ケインがCLでも躍動した。ホームで首位を守るため、レアル・マドリードを3-1で破った試合では、高速カウンターが完璧であることを示した。しかし、ライバルのボルジア・ドルトムントとマドリードは、リーグでその輝きを見せていない。したがってトッテナムが勝てたのは、実力もあるが相手チームの不調も影響しているだろう。
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