代表チーム 日本代表

”分析大国”ドイツメディアが日本代表を紹介「難しい状況に追い込まれる」

 ロシアワールドカップのグループステージ組み合わせ抽選会を2日に控え、ドイツメディア『RP online』が日本代表を分析。その一部をご紹介する。

 「有名な観光地として知られる日本だが、観光するためにロシアに行くわけではないだろう。虎視眈々とロシアワールドカップで初のベスト8入りを狙っている。

 しかし、その道のりは険しい。最新のFIFAランキングで55位に位置し、ポット4に入ってしまった。1998年FIFAワールドカップからの常連ではあるが、来年のロシアワールドカップで難しい状況に追い込まれるはずだ。

 日本代表でキーマンとなるのはドイツで活躍する選手たち。香川真司を筆頭に、長谷部誠、原口元気、酒井高徳、大迫勇也、武藤嘉紀、浅野拓磨らの躍動が期待される。

 ブンデスリーガで結果を残す彼らだが、来年のワールドカップに選出されること確実視されているメンバーはいない。香川真司ですら前回の招集でメンバー落ちしたのだ。香川は「正直言って、このタイミングで外されるのは理解できない」と不満を漏らすなど、現在の日本代表は少しの不安要素を含んでいる。」

 ドイツメディアは以上のように分析。他国からの前評判は決して高くない。しかし、2002年、2010年と逆境の中で結果を残す歴史を持っている日本代表だけに、来年のワールドカップでの躍進を期待したい。