UEFAチャンピオンズリーグ・グループステージ第5節のアトレティコ・マドリード対ローマが日本時間23日未明に行われ、2-0でホームのアトレティコが勝利した。
当初からチェルシーも含めて3クラブによるグループステージ突破をかけた争いと言われていたものの、アトレティコが第4節まで未勝利でグループステージ敗退の危機に立たされて迎えたこの一戦は、開始から両チームともに積極的にゴールを狙う姿勢を見せる。19分には、アトレティコのFWヤニック・カラスコが左サイドから切れ込んで強烈なシュートを放つもサイドネットに。徐々にアトレティコがローマゴールに迫るシーンを増やしてきたものの、先制点を奪えず、0-0で後半へ折り返す。
後半も前半同様、互いに多くの見せ場を作る。63分にはローマのMFラジャ・ナインゴランが右サイドからGKヤン・オブラクの意表を突くシュートを放つもポストに嫌われる。するとその直後の69分、アトレティコはMFアンヘル・コレアの折り返しにFWアントワーヌ・グリーズマンが合わせたオーバーヘッドが見事に決まる。待望の先制点を奪ったアトレティコは、さらに終盤の85分、グリーズマンのローマ守備陣の裏を突くパスに反応したFWケヴィン・ガメイロがローマのGKアリソンを交わし、角度のないところから流し込んで追加点を奪った。
試合はこのまま2-0で終了。この結果、アトレティコは3位ながらも2位ローマに勝ち点差2に迫り、グループステージ突破の望みを最終節へつないでいる。
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