イタリア代表引退が決まったユベントスの守護神、GKジャンルイジ・ブッフォン。今季終了後に現役引退も確実視されている同選手がその後の人生について語った。20日、イタリア紙「ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じた。
同選手は今はユベントスの”顔”そして”守護神”だ。しかし少年時代はMFであり、セリエAデビューはかつて元日本代表MFの中田英寿氏も所属していたことがあるパルマでのミラン戦からであった。
「最後の試合は(パルマでの)最初の試合みたいになるよ。情熱と誇りを持って試合に臨むことになる」
「子供のときはMFだったけど1990年のW杯でカメルーン代表GKのトーマス・ヌコノを見て衝撃を受けたんだ。どうしても彼のプレーを真似したくてね、その結果がこれだよ」
稀代の名GKであり、その素晴らしいプレーで歴史に名を刻み続けた同選手。多くのファンだけではなく、世界中のスター選手たちが彼の代表引退、そしていずれ来る現役引退を惜しむ。しかし彼自身はきたる選手人生の終わりを恐れていない。
「ほぼ確実に今季終了で引退するよ。僕はいたって穏やかだし、引退を恐れていない。それからの人生がとても楽しみなんだ」
同選手の引退後のキャリアに関しては様々な憶測が報道されている。しかし“ジジ”自体は新しい”人生”をすぐ始めるのではなくしっかりと準備をした上で始めたいと考えているようだ。
「僕は誰かに操られたり、馬鹿にされるのは好きじゃないんだ。この先なにをするにしてもしっかりと準備ができた後になるよ」
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