更迭されたベントゥーラ監督の後任最有力候補であるカルロ・アンチェロッティ監督を説得するためにイタリアサッカー連盟、FIGCは全力を尽くしているようだ。イタリア紙『トゥット・スポルト』、『トゥット・メルカート』や『カルチョ・メルカート』など様々なメディアが18日に報じている。
イタリア代表の新監督が誰になるかは代表ファンだけではなく世界中が注目するものだ。FIGCはその最有力候補であるアンチェッロッティ監督の説得のために同連盟のカルロ・タベッキオ会長および同監督の共通の友人であるガッリアー二元副会長に協力を要請していたようだ。
月曜日にはその発表も予想される。ネックになると見られていた契約の条件だが年400万ユーロ(約5億3000万円)の給与およびスタッフ選択の自由が約束されるもようだ。スタッフには元イタリア代表DFでアンチェロッティ体制下でもプレーしたパオロ・マルディー氏も含まれる可能性が報道されている。契約条件にはもちろん技術的な面での最大限のサポートも含まれる。
9月28日に成績不振の責任を取らされバイエルン・ミュンヘン監督を解任されたアンチェロッティ監督ではあるが、数々のタイトルを獲得してきたその実力を疑うことはできない。彼が失意に沈むイタリア代表を奮い立たせ、強豪の復活を助ける姿を待ち望みたい。
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