ラツィオを指揮するシモーネ・インザーギ監督は、18日に開催されるローマ・ダービーに向けた前日記者会見の席で飛躍への思いを語った。17日、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が、同監督の言葉を紹介している。
セリエA首位ナポリを勝ち点4差で追いかけるラツィオ。第13節には宿敵ローマとの対戦を控えている。
インザーギ監督は、両チームのファンがシーズンで最も重要視するこの試合を「特別な戦い」と表現。同監督が「素晴らしいクオリティーを備えている」と評価するローマに対し「インテンシティと決意をもって試合に挑まなければならない」と、意気込みを語っている。
またインザーギ監督は、ローマ指揮官エウゼビオ・ディ・フランチェスコ氏を「彼は、自身の考えをすぐにチームに植え付けた」と称賛。さらに「(モハメド)サラーを放出、(パトリック)シックを怪我で欠くなど攻撃的な選手を何人か失ったが、非常に組織されたチームだ」と、敵将の采配に警戒心を強めている。
現時点でローマよりも1つ上の4位にいるラツィオだが、指揮官インザーギはより高みを目指しているようだ。「勝利したチームが、より上昇するための大きなきっかけを掴むだろう」と、ダービーへの重要性を口にした。そして「私の望みは、今のレベルを長く続けられることだ」と、チームの好調ぶりに一定の評価を下し、さらなる飛躍を望んでいる。
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