スウェーデン代表MF、ボヌッチを挑発。「今は僕達がリードしている」

スウェーデン代表　写真提供:Getty Images

　ワールドカップ欧州予選プレーオフの第1戦、スウェーデン代表は強豪のイタリアから金星をもぎ取った。1-0で敗れたイタリア代表は審判に対して不満をこぼしている。しかしそれに対してスウェーデン代表MFが挑発とも取れる様なコメントを残している。12日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じた。

　プレーオフ第1戦はスウェーデンのフレンズ・アレ－ナで10日行われた。このホームでの試合で決定点となる得点を決めたMFヤコブ・ヨハンソンはAEKアテネに所属する。ヨーロッパリーグでイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチが所属するミランと同グループのチームだ。

　激しいあたりの目立ったこの試合、試合後ボヌッチは試合中のファールで鼻の骨を折られたことを主張している。しかしこれにたいしてヨハンソンのコメントは挑発的だ。

「ボヌッチは何を言ってもかまわない。でも今は僕達がリードしている」

　守備的な選手であるヨハンソンだが、決定点となる重要なゴールをあげた。このゴールはスウェーデンのW杯出場を近づかせる大きな意味を持つ。スウェーデン紙『アフトンブラーデッド』でその喜びを語っている。

「ゴールを決めれたなんて本当にうれしいよ。スタジオの素晴らしい応援がそれを後押ししたね」

　プレーオフ第2戦はミラン、そしてインテルの本拠地スタジアムであるサンシーロで行われる。古豪イタリアがサン・シーロでリベンジに成功するのか、それともスウェーデンがW杯出場権を獲得するのか注目の1戦だ。