スウェーデン代表のイブラヒモビッチが、ロシア・ワールドカップ出場をかけて争うプレーオフを前に自身の思いを口にしている。9日、イタリア『カルチョ・メルカート』が伝えた。
右膝の負傷により、プレーオフに出場することができないイブラヒモビッチ。同選手は、イタリア『スカイ・スポーツ』のインタビューで「素晴らしい2試合になるだろう」と、母国の代表が、数シーズンキャリアを過ごしたイタリアとの大一番に挑むことについて語っている。
イブラヒモビッチは、「両チームがW杯に行きたいと大きな意欲を持っている。互いにとって難しい」と、厳しい試合になるだろうと見解を示し、「何が起こるか見てみよう」と、試合の行方がどう転ぶかわからないことをほのめかした。
またスウェーデン代表について、「僕のいない状態で素晴らしい仕事を成し遂げたよ。厳しい混戦のグループで2位を勝ち取り、プレーオフを戦う機会を得た」と、自身が欠場している現在のチームを称えている。
そんな代表の強みを「常にグループであること」、そして「プレッシャーが少ない」ということを挙げ、さらに「新しい選手がいて、新たなサイクルが始まった」と、先を見据え前進していると捉えているようだ。
イブラヒモビッチ自身の代表復帰については、「今はできるだけ早くピッチに戻ることだけを考えている」と怪我を治し、コンディションを戻したいという考えを述べ、「スウェーデン代表としての時間は終えた」と、代表から身を引く意向を明かしている。
スウェーデンとイタリアが激突するプレーオフは、10日と13日にホーム&アウェイで行われる。
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