サウサンプトンに所属する日本代表DF吉田麻也は、プレミアリーグ第11節バーンリー戦に先発出場した。試合後のインタビューを地元紙『サウサン・デイリー・エコー』が報じている。
試合は0-0で迎えた後半83分、バーンリーが右サイドからMFヨーハン・ベルク・グズムンドソンがクロスを上げるとFWサム・ボークスが吉田に競り勝ちゴールネットを揺らした。これがこの試合の決勝点。サウサンプトンは無得点に終わり、0-1で敗北を喫した。
試合後、吉田はバーンリー戦を振り返り「僕は間違いなくイライラしていました。前半は我々は支配できていたのですが後半に入り、相手がストライカーを2人にしてきたことで状況が変わってしまった。僕らはアンバランスでした」と総括。
相手の巨漢FWボークスに競り負けて喫した失点のシーンについては「あのようなボールに対応するのは簡単ではないです。ベストは尽くしたのですが、ボールが自分よりも向こう側に来たので、あれは相手を褒めるしかないですね」と答えている。
サウサンプトンは現在リーグ13位。失点数11はリーグ7位と高水準であるが、得点数9はリーグワースト5位タイと決定力不足に陥っている。吉田は得点力不足を憂いながらも、代表ウィーク明けの次節に向けて前向きな姿勢を示した。
「サッカーは得点を取らなければ勝つことができません。でも得点はサッカーで一番難しい部分ですから。とてもフラストレーションが溜まっていますが、現状を受け入れて前に進むしかありませんね」
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