ロシアワールド・カップアフリカ予選第5節、エジプト対コンゴ共和国が8日に行われ、2-1でエジプトが勝利しW杯への切符を手にした。
試合が動いたのは後半に入ってからだった。63分、エリア内右でセカンドボールを拾ったFWモハメド・サラーが左足で先制点となるゴールを挙げた。勝てばW杯出場が決定するエジプトはこの得点でW杯に大きく近づいた。
しかし、迎えた88分右サイドからのクロスにアルノル・ブカ・ムトゥが飛び込みボレーシュート。これがネットを揺らしコンゴ共和国が終了間際に同点とする。
1-1で試合終了かと思われた後半アディショナルタイム5分にドラマが待っていた。エジプトがPKを獲得しこの日1得点を挙げていたサラーがキッカーに。重圧のかかる場面だがサラーは冷静にこのPKを沈め劇的な幕切れとなり、エジプトが実に28年ぶりとなるW杯出場を決めた。
コメントランキング