バルセロナのスペイン代表DFジェラール・ピケは、1日に行われたカタルーニャでの独立を問う住民投票での警察の残虐行為に対して失望し涙を流した。1日、イギリス『デイリー・メール』が報じている。
カタルーニャ市長によると、この事件では、スペイン政府が違法と宣言した住民投票を止めようとする警察の暴動により、460人以上が負傷した。この日バルサは試合をカンプノウでの試合を予定しており、相手ラス・パルマスに延期を要請。しかし、スペインサッカー協会は通常通り試合を行う意向で、バルサは無観客で試合を行うことを決定した。
そしてピケは無観客で試合でプレイしたことについて、キャリアで1番ひどい経験だと語った。
「カタルーニャの人々から攻撃的な行動はなかったにも関わらず、警察は今日あったように暴力的に行動した。あの事件が起こった後に無観客でプレイするのはとても難しかった。選手として1番ひどい経験だったね」
また、今週スペイン代表としてプレイするにも関わらず、カタルーニャ独立を支援していることに関しては「何年もの間、カタルーニャの人々はここで投票することができなかった。住民投票は法律内のすべての手段によって守られる権利である。僕はカタルーニャ人でカタルーニャ人であることに誇りを持っている」と言及し、「僕はスペイン代表としてもプレイできると思う。なぜなら、今日僕が見た行為に対して反対し、民主主義を信じる多くの人々が全国にたくさんいると思うからだ」と語った。
無観客で行われた試合は、バルセロナがFWリオネル・メッシの2ゴールなどでラス・パルマスを3-0と下している。次節はインターナショナルブレークの後、アトレティコ・マドリードと対戦する予定だ。
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