ラ・リーガ バルセロナ

バルサ、無観客でも関係ない。メッシの2G1Aなどで開幕7連勝を達成

 リーガ・エスパニョーラ第7節バルセロナ対ラス・パルマス戦が2日行われ、メッシの2ゴール1アシストなどでバルサが7連勝を達成した。

 カタルーニャではスペインからの独立を目指す動きが活発で1日に独立を問う住民投票が行われたが、スペイン中央政府は独立に反対の立場を表明し、投票の結果にかかわらず独立は承認しないとの立場を表明している。中央政府は前日までに一部の投票所を封鎖したが、州政府は投票を強行するなど緊張感が高まっていた。

今回の投票により、バルセロナはラス・パルマス戦の前に緊急会合を行い、今夜行われるラス・パルマスとの試合を中止するよう、ラス・パルマス側に要請した。しかし、しかし、スペインサッカー協会は通常通り試合を行う意向で、バルサは無観客で試合を行うことを決定した。

 試合は0−0で前半を折り返すと、49分にバルサが先制する。メッシのCKにセルヒオ・ブスケツが合わせた。普段ゴールをあまり決めない同選手が決めたことは、バルサにとって特別な日であることを象徴するようだった。

 70分、77分にはメッシがゴールを決め、これで今シーズンのゴール数を11に伸ばした。試合はそのままバルサが3-0でラス・パルマスを下している。開幕から7連勝を記録し、ネイマール移籍をもろともしない結果を叩き出した。