バルセロナのフランス代表FWウスマン・デンベレの負傷による長期離脱が、同選手の移籍元にも大きな影響を与えているようだ。18日、英紙『エクスプレス』など複数メディアが報じている。
デンベレはリーガ・エスパニョーラ第4節ヘタフェ戦に先発出場するも、前半29分に負傷交代。その後、バルセロナの公式ウェブサイトで大腿二頭筋の腱断裂が発表され、最大で4ヶ月の離脱と報じられていた。バルセロナはパリ・サンジェルマンのブラジル代表FWネイマールの後釜として、デンベレの獲得に1億4500万ユーロ(約192億円)を投じており、同クラブにとって痛い離脱となった。
しかし、デンベレの負傷により影響を受けたのはバルセロナだけではないようだ。デンベレの古巣であるボルシア・ドルトムントにもしわ寄せがいくという。
ドルトムントはバルセロナとデンベレ移籍の際に年間50試合以上の出場で1000万ユーロ(約13億円)を受け取る規約を結んでいたようだ。同選手は今季3試合のみの出場で、離脱期間が4ヶ月とみられているため、50試合以上の出場は絶望的になってしまった。そのため、順調にいけば受け取れるはずの13億円を失う形になってしまっている。
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