エルナン・クレスポ
国籍:アルゼンチン
クラブ:パルマ、インテル、チェルシー、ミラン etc.
クレスポはCL決勝で2ゴールを決めたにも関わらずビッグイヤーを掲げたことがない稀有な選手だ。インテルとチェルシーで2年連続でCL準決勝に進出したものの、どちらも敗れ、2004/2005シーズンにミランの選手としてついにリバプールとの決勝の舞台に立った。ミランは前半をクレスポの2ゴールを含む3-0で折り返し、同選手はついに念願の優勝を手にするかと思われた。しかし、後半に3失点を喫したミランは、PK戦の末にリバプールに敗れている。
ローター・マテウス
国籍:ドイツ
クラブ:バイエルン・ミュンヘン、インテル etc.
ローター・マテウスは常にビッグイヤー戴冠を寸前のところで奇跡によって阻まれ続けた。チャンピオンズカップ時代である1986/1987シーズンにはバイエルン・ミュンヘンに所属してポルトとの決勝を迎えた。25分にケーグルのゴールで先制したバイエルンだが、77分、80分にポルトに2ゴールを決められ逆転負けを喫している。さらには1989/1990シーズンにもマンチェスター・ユナイテッド相手に奇跡を起こされた。90分まで1-0でリードする展開となるも、91分と93分に失点。ユナイテッドの奇跡のトレブル達成を眺めることとなった。
ルート・ファン・ニステルローイ
国籍:オランダ
クラブ:PSV、マンチェスター・ユナイテッド、レアル・マドリード
ファン・ニステルローイはCLでゴールを決め続けたものの、ビッグイヤーを掲げることができなかった悲運のストライカーだ。CLで56ゴールを決めた同選手は、同大会を優勝したことがない選手として歴代最多得点記録を持っている。最高成績はマンチェスター・ユナイテッド時代の2001/2002シーズンのベスト4となっている。
ズラタン・イブラヒモビッチ
国籍:スウェーデン
クラブ:マルメ、アヤックス、インテル、ユベントス、バルセロナ、ミラン、パリ・サンジェルマン、マンチェスター・ユナイテッド、LAギャラクシー
リーグ優勝請負人の異名を持つイブラヒモビッチは、これまでエールディビジ2回、セリエA6回、リーガ1回、リーグ・アン4回の優勝経験を持っている。しかしながら、CLに舞台を移すと不思議なほどに勝利の女神から見放されてきた。最高成績は2009/2010シーズンで、バルセロナ時代に準決勝に進出した。しかし、前年まで在籍したインテルに敗れ、古巣の三冠達成を傍観することとなった。
ジャンルイジ・ブッフォン
国籍:イタリア
クラブ:パルマ、ユベントス、パリ・サンジェルマン
ジャンルイジ・ブッフォン
これまでワールドカップや数々のリーグ戦を制してきたブッフォンだが、CL優勝経験はまだない。ユベントスは2014/2015、2016/2017シーズンと決勝に勝ち進んだもののどちらもバルセロナとレアル・マドリード相手に敗れてしまった。今季こそ悲願のビッグイヤー戴冠を目指したが、PSGはマンチェスター・ユナイテッドに敗れている。ビッグイヤーを掲げずして、引退を迎えてしまうのだろうか。
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