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FIFAが異例の決定。”謎のハンド”が与えられたワールドカップ予選が再試合に

 FIFAは、2018年のロシア・ワールドカップ出場に向けて行われたアフリカ予選・南アフリカ対セネガルを再試合するとの異例の発表を行った。7日、イギリス『フォー・フォー・トゥー』が伝えた。

 昨年11月に行われた同試合は、2-1で南アフリカが勝利をおさめた。しかし、0-0で進んでいたその試合中に当時審判のジョセフ・ランプティ氏が行ったあり得ない判定が物議を醸していた。それは、ナポリ所属のセネガル代表DFカリドゥ・クリバリが明らかに足でクリアしたのにも関わらず、「ハンド」の判定となり、PKとなった場面である。

 最終的に、FIFAはジョセフ・ランプティ氏を八百長に関与したとして永久追放を決定。同時に、今年の11月に再試合を行うことも決定した。もしもセネガルが勝利すると、グループ首位に躍り出ることになり、本戦出場がグッと近くなることになる。