ラ・リーガ アトレティコ・マドリード

アトレティコがシメオネ監督との契約を2020年6月まで延長。さらなる長期政権に

 アトレティコ・マドリードは現地時間の5日、ディエゴ・シメオネ監督との契約を2年間延長したことを公式サイトで発表した。

 2011年12月に監督に就任したシメオネは、ハードワークと強固な守備組織をベースに低迷するチームを再建。就任1年目にしてヨーロッパリーグ制覇を成し遂げた。その翌年にはコッパ・デル・レイを制し、2013/2014シーズンには18年ぶりクラブ史上10度目となるリーグタイトルをもたらした。さらにチャンピオンズリーグでは、どちらもレアル・マドリードを相手に苦杯をなめたものの、2013/2014、2015/2016シーズンに2度の決勝進出を果たしている。これまで同監督が築き上げた大一番での勝負強さやその功績は、十分評価に値するものだろう。

 今季、シメオネ監督はアトレティコで7年目を迎えた。欧州において、同じクラブで7シーズン以上過ごしている現役監督は、アーセナルのアーセン・ベンゲルただ一人となっている。この長期政権化で残り3シーズン、クラブと共にどれだけのタイトルを掲げることができるだろうか。