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マラドーナ氏、インテル主将イカルディ招集を批判「バティストゥータにはなれない」

 アルゼンチン代表は8月31日に行われた2018年ロシアワールドカップ南米予選でウルグアイと対戦し0-0で引き分けている。これに対し、数々のサッカー史に残る伝説を残してきたマラドーナ氏が怒りを爆発させた。5日、イタリア紙『トゥット・スポルト』が報じた。

 その歯に衣を着せぬ発言が何かと話題になるマラドーナ氏。この国民的英雄のアルゼンチン代表への情熱はとてつもなく、残るところ三つとなった本大会出場権を争うライバルであるウルグアイとの引き分けに強い不満をあらわにしている。

「今の代表メンバーを見ると、とても不安になる。(ホルヘ・)サンパオリ監督が召集したメンバーなんかよりずっといい選手達はいる」

 マラドーナ氏はこの様にサンパオリ監督の代表召集基準を強く批判した。さらにはインテル主将FWマウロ・イカルディがアルゼンチン代表通算得点ランキングの二番目に位置するバティストゥータ氏の再来かのように表現されることに関しては絶対にありえないとし、同選手が召集されユベントスFWゴンサロ・イグアインが召集されなかったという事に関しては特に納得がいかないようでこう言葉を荒らげた。

「イグアインに対しての敬意を欠いている。確かに何度か決定機を逃したことがあるかもしれないが、世界中の誰もが知っている彼のようなすばらしい選手の代わりに、誰も聞いたことがないようなやつを招集するなんて間違ってる」