ロレンツォ・インシーニェ（ナポリ）
ロレンツォ・インシーニェ（ナポリ） 写真提供:Getty Images
「俺の屍を超えればインシーニェを持って帰れる」
ナポリ会長のデ・ラウレンティスが使った言葉は、この26歳のナポリ育ちの選手の価値を表している。初めてCLに出場したのは4年前だ。当時ボルシア・ドルトムント戦で大好きな元イタリア代表アレッサンドロ・デル・ピエロを真似してフリーキックでゴールを決めた。
その後、クロップ監督にも高い評価を受けた。次に2014年のワールドカップで大きな失望を経験した。イタリアという船と一緒に太陽に沈んでしまった。その後の3年間マウリツィオ・サッリ監督のおかげでヨーロッパの舞台で輝きを取り戻し、昨シーズンのレアル・マドリード戦でもゴールを決めたのだ。今まで見せてくれたプレーを継続的できれば、来夏メガクラブによる争奪戦が繰り広げられるだろう。しかしながら、彼にとってナポリというクラブを去ることは金だけの問題とはならないだろう…。
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