ラ・リーガ プレミアリーグ

コウチーニョのバルセロナ移籍が実現すれば、プレミアが“二流選手にとってのみ魅力的なリーグ”であることを意味することになる【OPINION】

マンチェスター・ユナイテッド時代のクリスティアーノ・ロナウド 写真提供:Getty Images

 コウチーニョ残留は、プレミアが今でも世界的なスター選手を抱えている魅力的なリーグであるということを意味するだけに、彼の残留はリーグ全体にとっても素晴らしいニュースとなるだろう。正直なところ、C・ロナウドのマンチェスター・ユナイテッド退団以降、リーグに世界的なスーパースターの姿はない。プレシーズン中の大きな移籍といえば、チェルシー移籍のアルバロ・モラタ、ユナイテッド移籍のロメロ・ルカク、アーセナル移籍のアレクサンドル・ラカゼット、マンチェスター・シティ移籍のバンジャマン・メンディといったところであり、いずれの選手も素晴らしい選手ではあるが、世界的なスーパースターだとは言い難い。

 英国フットボールはそういったスーパースターの獲得に苦しんでいる。彼らはPSG、マドリード、バルセロナ、バイエルン・ミュンヘンといったクラブでプレーしている。プレミアは、財政的にも潤い、世界的な人気とサポートを受けているリーグであるにも関わらず、スーパースターと呼ばれる選手たちにとっては魅力的ではないままのようだ。ユナイテッドのネイマール獲得に失敗はそれほど影響のないことではあったが、リーグ開幕直前にもしリバプールがコウチーニョを失うことになれば、それは大きな損失を招くことになるだろう。

 コウチーニョのバルセロナ移籍はプレミアがトップリーグの下に位置している、いわば、二流リーグであることを意味するものであり、それは、二流と呼ばれる選手たちにとってのみ魅力的なリーグだということも意味する。結果的にそれは他の選手たちのプレミアからの流出も招き、今後、世界各国のトッププレーヤーたちもイングランドではなく、スペイン、フランス、ドイツといった国を選択するようにもなるだろう。

 コウチーニョはリバプールとプレミアの信頼を守るためにも残留しなければならない。プレミアは25周年を迎え、クラブがCLの舞台で再びチャレンジできるだけの、ヨーロッパの中でもトッププレーヤーたちにとって魅力的なリーグであることを証明しなければならない大事な時期を迎えているのだ。リバプールファンのみならず、全てのプレミアリーグファンたちは、コウチーニョの残留に感謝すべきである。

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