ラ・リーガ レアル・マドリード

レアル、マンU下しUEFAスーパー杯制覇。C・ロナウドは83分から途中出場

 昨季の欧州チャンピオンズリーグ覇者とヨーロッパリーグ覇者が激突するUEFAスーパーカップが日本時間の9日未明、マケドニアのピリッポス2世アレナで行われ、レアル・マドリードがマンチェスター・ユナイテッドを2-1で下した。

 マドリードは16分にコーナーキックからブラジル代表MFカゼミーロがクロスバー直撃のヘディングシュートを放つと、24分にスペイン代表DFダニエル・カルバハルのクロスにカゼミーロが合わせ先制ゴールをマーク。前半を1点リードで折り返すと、後半も52分にスペイン代表MFイスコがウェールズ代表FWガレス・ベイルとのワンツーで相手DFの間から抜け出して追加点を挙げる。ユナイテッドは62分に今季新加入のMFネマニャ・マティッチのシュートのこぼれ球を同じく新加入のベルギー代表FWロメロ・ルカクが流し込み1点差に詰め寄る。しかしマドリードが最後まで1点のリードを守り、今季初タイトルとなるUEFAスーパーカップを制した。

 なお、インターナショナル・チャンピオンズカップ(ICC)アメリカラウンドを欠場していたポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは83分にフランス代表FWカリム・ベンゼマに替わって途中出場を果たしている。ICCアメリカラウンドではマンチェスター・シティに1-4で大敗を喫したり、バルセロナとのエル・クラシコで競り負けるなどロナウド不在を感じさせる戦績だったものの、このUEFAスーパーカップ制覇によりシーズン開幕へ不安を払しょくできるものとみられる。