リーグ・アン ラ・リーガ

PSG、ネイマール獲得でFFP抵触の可能性。ディ・マリアら6選手放出で回避か

 パリ・サンジェルマンがバルセロナのブラジル代表FWネイマールを獲得するためには、大物5選手を放出することになるかもしれない。フランス『レキップ』などが報じた。

 PSGへの移籍が噂されているネイマールだが契約成立のハードルは高い。PSGはバルサに契約解除金2億2200万ユーロ(約287億円)、ネイマールに年俸5000万ユーロ(約64億円)を支払う必要があるとみられている。PSGはUEFAのファイナンシャル・フェアプレー制度(FFP)のため3年間の赤字をが3000万ユーロを超えることが出来ない。(2014年にPSGは制度に抵触し4000万ユーロの罰金とUEFAチャンピオンズリーグの選手登録枠を25人から21人に削減された過去を持つ。)

 ネイマール獲得が実現すればPSGは代表クラスの6選手を放出し、選手給与の一部を削減する必要があるとみられる。放出候補筆頭はフランス代表MFハテム・ベン・アルファ、ポーランド代表MFグジェゴシュ・クリホビアク、コートジボワール代表DFセルジュ・オーリエ、スペイン人FWヘセ・ロドリゲスの4選手。残るアルゼンチン代表FWアンヘル・ディ・マリアとブラジル代表FWルーカス・モウラの2選手は可能であれば残留させたいと考えているようだ。