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内田、新指揮官初陣で2ゴール「身体の調子はいいよ」

 シャルケの日本代表DF内田篤人が8日に行われた、ドイツ6部エアケンシュビックとの練習試合を振り返った。9日、クラブ公式サイトが発表した。

 内田は後半からの出場で3-4-3の右サイドでプレーし、48分と54分にゴールを決め2得点を記録した。「普段より攻撃的になるんだ。このポジションではアシストかゴールが必要になる(笑)」という同選手の言葉どおりの活躍だった。

 「ただのテストマッチだからね。それでもいい試合だったと思うよ。ここ数日はハードな練習をこなしてきた。僕にとって重要なのは誰1人ケガをしなかったことだ」とケガに苦しめられてきた内田らしい言葉を残している。

 長期にわたる右ヒザのケガなど、内田は度重なる負傷でここ2年間満足にプレーが出来なかった。「試合終了後も全く痛みはなかった。身体の調子はいいよ」と周囲の不安を一蹴した。

 テデスコ新監督の初陣で内田は2ゴールを記録し勝利に貢献した。復活を期待するサポーターも多いだろう。「僕の目標はまたすぐにフェルティンス・アレーナでプレーすることだ。本当にあの雰囲気が恋しい」と意気込みを話した。