プレースタイル
足元の技術の高さや巧みなボールタッチによるドリブル突破を最大の武器にしているがゆえに、ネイマールと比較されることが多い。またサイドでのスピードだけでなく、ゴール前での決定力も抜群であり、前線ならどのポジションでも遜色なくプレーできる。
ポジション
怪物ロナウドの再来とみられている通り、ジェズスが最も得意としているポジションはセンターフォワードだ。パルメイラスでも、マンチェスター・シティでも最もプレー機会が多い。一方で、ウイングでもたしかな実績を残していることが特徴だ。決して点取り屋という範疇に収まらないポテンシャルを秘めていることが伺える。
背番号33の理由
ジェズスは17歳の時に、パルメイラス時代に「ガブリエウ・フェルナンド」から現在の「ガブリエウ・ジェズス」に登録名を変更。これらは同選手が幼い頃からキリスト教を深く信仰していたことが関係している。「ガブリエウ」はキリスト教の三大天使の一人、「ジェズス」はイエス・キリストのことを意味している。そして背番号はイエス・キリストが人間であったとされる「33年間」からとって33番をつけた。なおマンチェスター・シティでも背番号は33をつけてプレーしている。
憧れの選手
ジェズスは英紙『ザ・サン』によるインタビューで、参考にしている選手は元ブラジル代表FWロナウドだと明かしている。
「人生における僕のアイドルは2人いる。神と母親だ。でも、ずっとプレーを参考にしているのはロナウドだよ。今は彼をより深く知るようになった」
「時々、人々は僕らを比較するけど、ロナウドと比較されるのは難しいよ。彼は唯一の存在で、ネイマールとロナウジーニョも同じだ。そして、僕も同じく唯一の存在だと思っている。若い選手たちは誰もが“唯一の存在”になりたいと願うのさ」
「ロナウドは信じられない選手だよ。彼のことは常に参考にしているし、これからもずっと彼から学んでいくだろうね」
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